* FlickKeyboardとは?

フリック入力方式のソフトウェアキーボードを画面に表示し、マウスやタッチ操作でフリック入力を行うことができます。

  • スマートフォンでおなじみのフリック入力をPCやタブレットでも利用したい
  • パソコンのキーボード配列が覚えられない
  • 文字入力の際、マウスからキーボードに手を移すのがめんどくさい
  • 片手でマウスを使って文字を素早く入力したい
そんな要望に応えるソフトです。キーボードのサイズ、フリック感度の調節も可能です。

FlickKeyboard

Version 2.10
フリーソフトウェア
対応OS Windows 10, 8.1, 8, 7, Vista   >>> ダウンロード 


* インストール

インストール不要です。
zipファイルを展開し、そのなかのFlickKeyboard.exeをダブルクリックして実行するとキーボードが表示されます。

※実行には.NET Framework 4 以上が必要です。
Windows 7, Vista をお使いの方は.NET Framework 4.5をインストールしてください。


* アンインストール

[設定 - 外観・その他設定 - スタート時に自動起動する]のチェックがはずれていることを確認してください。
(チェックがついている場合は、チェックをはずしてOKを押す。)
チェックをはずすことでスタートアップフォルダにあるFlickKeyboard.exeのショートカットが削除されます。

アプリを終了し、フォルダごと削除してください。


* 使用上の注意

IMEの設定をローマ字入力にしてください。

FlickKeyboard.exeをフォルダから移動する際は付属の「Interop.IWshRuntimeLibrary.dll」と「Microsoft.Windows.Shell.dll」も同じフォルダに移動させてください。
FlickKeyboard.exeとInterop.IWshRuntimeLibrary.dll、Microsoft.Windows.Shell.dllは常に同じフォルダに存在する必要があります。


* 使い方

●画面上のキーボードを左クリックするとポップアップが表示されるのでドラッグして文字を選択してください。
ボタンを離すと選択した文字がカーソル部分に入力されます。

※入力される文字のひらがな、英数が逆になる場合は、BSボタンまたは右クリックのポップアップから半/全を選択して半角英数/全角かなを切り替えてください。

●中クリックするとカーソル移動のポップアップが表示されてカーソル移動できます。

●右クリックすると ENTER、BACKSPACE、SPACE、TAB、半/全のポップアップが表示されます。

●左クリックと右クリックを同時押しすると 濁点半濁点小文字の切り替え、英語の大文字と小文字切り替え、左に移動、右に移動、ピリオドのポップアップが表示されます。

●画面上部のキーサイズ変更、キーポジション変更からキーボードのサイズ、位置を変更できます。左クリックするとサイズや位置が確定します。

●画面上部の設定ボタンから以下の設定を変更できます。

  • フリック感度
  • 右クリック及び両クリックのポップアップ内容
  • マウスポインタがウィンドウ外にでた時のウィンドウ透明度
  • 外観テーマ
  • クリック音の有無
  • スタート時に自動起動するかどうか
  • タッチ操作時にポップアップ位置を上にずらすかどうか
  • タッチ補正

* キーボード配列

ひらがなモードのキー配列

番号 真ん中
1 左移動 左移動 上移動 右移動 下移動
2
3
4
5 BackSpace Delete 半角/全角 Escape App
6 右移動 左移動 上移動 右移動 下移動
7
8
9
10 Space Home PageUp End PageDown
11 英数モード(小文字)
12
13 ( )
14
15 Tab
16 英数モード(大文字)
17 ゛゜小(濁点半濁点小文字) ゛(濁点) ゜(半濁点) 小(小文字)
18
19 。(句点) 、(読点)
20 Enter

英数モードのキー配列

番号 真ん中
1 左移動 左移動 上移動 右移動 下移動
2 : @ / _(アンダーバー) 1
3 a b c " 2
4 d e f # 3
5 BackSpace Delete 半角/全角 Escape App
6 右移動 左移動 上移動 右移動 下移動
7 g h i $ 4
8 j k l % 5
9 m n o & 6
10 Space Home PageUp End PageDown
11 ひらがなモード
12 p q r s 7
13 t u v | 8
14 w x y z 9
15 Tab
16 英数モード(大文字)
17 ※1 a⇔A ( { ) }
18 - + * = 0
19 .(ピリオド) ,(カンマ) ? ! '
20 Enter

※1 a⇔Aは、英数モード時に利用可能。直前に入力した文字の大文字と小文字を反転します。


* 更新履歴

■ Version2.10 (2015/06/20)
  • タッチ補正設定を追加
  • 常にウィンドウを透過させる設定を追加
  • 左右カーソル移動を上下左右カーソル移動のポップアップに変更
  • 右クリック、両クリック内容に記号を追加
■ Version2.00 (2015/03/02)
  • タッチ操作に対応(タッチの場合はマウスの左クリックと同じ動作)
  • キーボードデザイン変更(設定からカラーテーマを選択可能)
  • ウィンドウの透明度設定を追加
  • 濁点半濁点小文字の切り替えを追加
  • Windowsの表示倍率を変更するとレイアウトがくずれる不具合を改善

■ Version1.30 (2014/03/21)
  • 左クリックと右クリックの同時押しポップアップを追加
    (左と右を同時押しすると別のポップアップが表示されます)
  • 右クリックポップアップ内容に濁点、半濁点、小文字反転、句点、読点, HOME, END, PAGEUP, PAGEDOWNを追加

■ Version1.22 (2013/10/25)
  • ボタンを連打した場合、クリック音が遅れて鳴り続く不具合を改善

■ Version1.21 (2013/10/12)
  • サイズ変更モード、ポジション変更モードのままアプリを終了すると次回起動時、正常に文字入力できない不具合を改善
  • ボタンを押したとき、そのボタンの色を変えることで押したことが分かるように改善

■ Version1.20 (2013/10/8)
  • サイズ、ポジション変更のクリック時に文字が入力されてしまう不具合を改善
  • BSボタンのポップアップ、右クリックの設定候補に「a⇔A」を追加
    (英語入力時、直前に入力した文字の大文字小文字を反転する)

■ Version1.10 (2013/10/01)
  • マウスポインタがキーボード上にない時は、ウィンドウを半透明にする
  • 右クリックをフリック形式に変更
  • 濁点、半濁点、小文字をトグル形式に変更
    「か」を入力し濁点を1回押すと「が」、もう一回濁点を押すと「か」に戻る
  • 設定に[スタートアップ時に自動起動する]を追加

■ Version1.0 (2013/9/25)
  • リリース開始